生地の編み込み
飾りパンでクリスマスリースなどを作る場合には、生地の編み込みのテクニックが必須です。 ここでは、5本の生地で編み込んでいく方法を紹介しましょう。
生地を作ったら5本のひも状に伸ばします。無理に伸ばすと生地が切れやすいので、5本を順に休ませながら伸ばしていく。生地の編み方は次にようにします。
先ず、5本の生地の片方の端をすべてくっつけます。ここから生地を編んでいきます。先ず、左から2番目の生地が3番目になるように置きます。その状態で、一番右の生地が左から2番目になるように置きます。さらにその状態で、今度は一番左の生地が3番目になるように置きます。これで1セットとして、再び最初からこの作業を繰り返していきます。そして、生地の最後まで編んでいきます。
生地をすべて編み終えたら、編み始めと編み終わりの汚い部分は切り取ってしまいましょう。続いて、それを10㎝程度に切り、曲げた針金をその切り口に刺します。 そして、その切り口に水を塗り、両端の切り口同士をしっかりと合わせて付けます。
切り取った端の部分の生地の一部で帯を作り、切り口に巻きます。さらに残った生地で、ヒイラギや星などをかたどり飾り付けます。飾りはなるべく薄くして、裏に水を塗って載せるようにしましょう。
仕上げの発酵はさせずに、全体に卵を薄く塗って、180℃で25分ほどオーブンで焼きます。焼き終わったら、網の上で一晩乾燥させておきましょう。